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ころも
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小話1
pkmn/sbms

アルビノのデンチュラを拾ったクダリちゃんが、
その子とのお揃いを図る話。

ただ、件のアルビノデンチュラが出てこない。



「クダリ、その姿は一体どういうことです!?」
制服に着替えてホームに出たら、ノボリがボクを見るなり叫び声をあげた。
「ノボリ、うるさい」
ちゃんと定刻通りに配置に付いたんだから文句ないでしょって言おうとしたら、
「うるさい、ではございません。その腕章とネクタイはどうしたと言うのですか」ノボリの方が早かった。
「あ、これ?あの子とお揃い!可愛いでしょ!」
真っ赤なネクタイに真っ赤な腕章。ボクの白いシャツとコートに良く映える。
「例のデンチュラですか?」
ため息をつきながらノボリが言った。まぁ、その通りなんだけど。
ちょっと前、バトルサブウェイにデンチュラが迷い込んできた。でも、ただのデンチュラじゃない。
本来は黄色いはずの部分の体毛は白くってふわふわで、青いはずの部分の体毛とか目は血みたいに真っ赤。俗に言われる『アルビノ』。
ポケモンのアルビノはとっても珍しい。ボク、その子の事一目見てすぐに好きになった。
だって白い。白いって事は、ボクとお揃い。
でもボクのネクタイとか腕章は青い。あの子の青いはずの所は赤い。ボクは白と「青」。あの子は白と「赤」。
せっかくお揃いなんだったら、完璧なお揃いの方がいい!
「よくよく見ればエンブレムまで・・・」
さすがノボリ、気付くの早い。帽子のエンブレムは自信作。青い所を必死に赤くした。ただマジックで塗りつぶしただけとも言う。
それでも、やっぱり気付かれなかったらボクショックで寝込んじゃう!
「あの子とお揃い!可愛い?似合う?」
見せびらかしたくてぐるっと回ったら、始めと終わりでノボリの眉間のしわの深さが変わってた。
今のノボリだったらポケモンの素早さがくっと下げられると思う。
「今すぐに元に戻しなさい」ノボリのこわいかお!
「無理。今日これ以外のネクタイも腕章も持ってきてない」ボクのひらきなおり!
マジックを落とせるようなものだって持ってない。事務室に行けばあるかな?でもいいや、これ頑張ったから落としたくないし。
「ノボリ、お願い」
無理かもしれないけど、お願いするだけならタダ。これが通ったらボク今日の仕事すっごく頑張っちゃう!
バトル全戦全勝はもちろん、書類だってちゃっちゃと片付ける。ノルマがあったってすぐさま終わらせる!
ボクの熱意が通じたのか「では、本日限りでございます」こわいかおのまま、ノボリはそう言って事務室に戻っていった。
ノボリ、意外と優しい。本当はいつもの青いネクタイも腕章も持ってきてるんだけど言わないで正解。
言ったら絶対に着替えさせられる。ネクタイと腕章の色がいつもと違ったって、誰も困らないのにね。
「あ、早く会いに行かなきゃ!」
せっかくお揃いにしたんだから見せに行かなきゃつまらない。
さっきバトルは全戦全勝するって思ったけど、今日ばっかりはダブルにもマルチにも挑戦者が来ませんように!あ、やっぱり来ないのはつまらないから、あんまり来ませんように!




盛大に萌え滾ったので。
某さんに捧ぐ
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